お疲れ様です。クラークです。
30代に入ってから、仕事や人間関係、将来のことなど、悩みやストレスがどんどん増えてきました。正直、「なんでこんなに疲れてるんだろう?」と感じることが増えたんです。
若い頃はなんとなく勢いで乗り越えられていたことも、体力や気力の変化とともに難しくなってきました。
仕事も責任が増え、家庭やプライベートでも役割が増えてくるこの時期。ふとした瞬間に、どっと疲れを感じたり、モヤモヤが頭から離れなかったりしませんか?
でもある日ふと気づきました。「足りないものを増やすより、余計なものを減らす方が楽かもしれない」と。そこから、自分を苦しめている“習慣”に目を向けるようになりました。
そして、無理なく手放せたものから、少しずつメンタルが整っていったんです。
今回は、僕がメンタルを整えるために捨てた7つの習慣をご紹介します。どれか1つでも当てはまるものがあれば、ぜひ手放してみてください。
1. 完璧主義をやめた

Before:「完璧じゃないと意味がない」と全力で取り組んで消耗していた。
After:「7割でOK」と思えるようになり、心にも時間にも余裕が。
僕は何事も「どうせやるなら完璧にやらないと」と思うタイプでした。
仕事の資料も、何度も見直して深夜まで作業。家の掃除も、やるとなったら徹底的に。
でも、その“完璧”って実は自己満足だったりします。
しかも、そのために睡眠時間が削られたり、他のことが手につかなくなったりして、結果的に自分を追い込んでいました。
ある日「7割でも十分伝わるし、ちゃんと評価される」と気づいてからは、「手を抜く=悪」ではなく、「自分を守るための選択」だと思えるようになりました。
完璧よりも“継続できるラクさ”を選ぶように。
2. 無理に人と合わせるのをやめた
Before: 空気を読みすぎて、自分の意見を我慢。
After: 「合わない人とは距離を取ってOK」と割り切れた。
30代になると、仕事でもプライベートでも“うまくやる力”が求められるようになります。
でもその「うまくやる」が、「自分の本音を我慢してまで人に合わせること」になっていたら要注意。
僕は特に「波風を立てたくない」と思って、相手の言うことに合わせたり、無理に笑ったりしていました。
でも、そういう関係って長くは続きません。自分の心がどんどんすり減っていくんです。
「気を使わない関係って最高だな」と思えるようになってからは、付き合う人も自然と変わりました。
本音でいられる人とだけ、深くつながる方が、心がとても安定します。
人間関係は「数より質」。本音で話せる数人がいれば十分。
3. 朝イチでスマホを見る習慣をやめた

Before: 起きてすぐSNSやニュース → 頭が疲れる。
After: スマホより先に瞑想と朝散歩などでスタート。
朝、目覚ましを止めたその流れで、ついスマホを手に取ってSNSやニュースをチェックしていませんか?
僕も以前はそのルーティンでした。でも、それって「自分の1日を他人の情報でスタートさせている」ことなんですよね。
SNSで誰かのリア充投稿を見て落ち込んだり、ネガティブなニュースを見て不安になったり。それが1日のメンタルに影響していると気づいてから、思い切って“朝スマホ”をやめました。
代わりに取り入れたのが「瞑想」と「朝散歩」。たったこれだけでも、朝の頭と心がスッと整います。
朝の数分が、その日の気分を左右する。
4. 自分を責めることをやめた
Before: できない自分を責めて落ち込む。
After: 「疲れてたから仕方ない」と受け入れる。
真面目な人ほど、「なんでできなかったんだ」「あの時こうすればよかった」と自分を責めがちです。
僕もそうでした。特に仕事でミスをしたとき、人間関係でうまくいかなかったとき、自分を責め続けて眠れない夜もありました。
でもあるとき、「これは反省じゃなくて、ただの自分いじめだな」と気づいたんです。責めたって何も変わらないし、余計に動けなくなるだけ。
それよりも、「なんでそうなったのか」「次はどうするか」を冷静に考えた方がずっと前向きだし、心にも優しい。
反省よりも「どう回復するか」に意識を向ける。
5. すぐ返信するクセをやめた

Before: LINEが来たらすぐ返す=いい人、と思ってた。
After: 通知オフ+返信タイムを決めて自分ペースに。
通知が鳴るたびにスマホを見て、すぐ返信しなきゃと焦る。そのせいで、やろうとしていたことが中断されたり、集中力が切れてイライラしたり。
「すぐ返信=いい人」みたいな思い込みがあったけど、それって相手にも自分にもプレッシャーだったんですよね。
今は通知をオフにして、返信する時間を決めています。意外と、すぐに返さなくても何も問題ないし、むしろ心に余裕があると丁寧なやりとりができるようになりました。
自分の時間を守ることは、相手を大事にすることでもある。
6. なんとなく付き合う飲み会をやめた
Before: 断りづらくて参加 → 帰ってぐったり。
After: 会いたい人とだけ、心から楽しめる時間に。
「断ったら悪いかな」「付き合いだから仕方ない」——そんな気持ちで行く飲み会って、正直エネルギーを消耗するだけのことも多かったです。
もちろん人とのつながりは大切。でも、自分が疲れていたり、気が進まない相手との時間は、自分の心をすり減らすだけ。
「行きたい」と思えないものは断る。その代わりに、本当に話したい人との時間を大切にするようにしました。
「予定がない=悪」ではなく、「余白がある=豊か」。
7. 比べる癖をやめた

Before: SNSで他人の成功と自分を比べて落ち込む。
After: 「昨日の自分」とだけ比べるように。
他人の生活って、どうしても“よく見える”ものです。特にSNSでは、成功している部分やキラキラした部分だけが切り取られているので、なおさら。
「同い年のあの人はもうこんなに稼いでるのに」「あの人は家族もいて幸せそうなのに」——そんなふうに比べてばかりいた時期がありました。
でも、比べても自分がしんどくなるだけだと気づいたんです。他人と自分の条件は全く違うし、見えていない苦労もある。
それよりも、「昨日の自分より少しでも前に進めたか」を見た方が、確実に自信につながる。
人と比べてもキリがない。自分のペースが一番。
おわりに
メンタルを整えるって、「何かを足す」ことだと思っていたけど、実は「余計なものを減らす」方が効果的でした。
完璧主義や比較、自分責めといった習慣は、気づかないうちに心をじわじわと消耗させます。だからこそ、“気づいて手放す”ことがとても大切。
今回ご紹介した7つの習慣は、どれも少し意識するだけで変えられるものばかりです。そして、その小さな変化が、あなたの心に大きな余白を生んでくれます。
忙しくて、気づかないうちに心がすり減っている人にこそ、この7つの習慣を見直してほしいと思います。
少しずつでいい。ひとつ手放すたびに、心はちゃんと軽くなっていきます。
あなたの毎日に、ほんの少しの余裕と優しさを。