お疲れ様です。クラークです。
最近、なんだか気持ちが重い。
やる気が出ない、イライラする、理由もなく落ち込む――。
そんなとき、「これ」といった原因があるわけじゃないのに、心がスッキリしないことってありますよね。
それはもしかすると、「心のゴミ」が溜まっているサインかもしれません。
心のゴミとは、
- 小さな不安
- 言えなかった後悔
- モヤっとした怒り
- 人と比べて落ち込んだ気持ち
- なんとなく感じる「焦り」
など、名前もつかないような感情のカケラたち。
毎日の生活の中で少しずつ積もっていき、気づけば心の中を圧迫している存在です。
大切なのは、それを無理に「ポジティブに変えよう」とすることではなく、
まずは“見えるようにする”こと。
今回は、心の中をスッキリさせてくれる「見える化」の習慣を3つご紹介します。
習慣①:感情を言葉にする「感情メモ」

まず最初に取り入れてほしいのが、「感情を記録する」こと。
モヤモヤしているときほど、感情は曖昧でぼんやりしています。
ですが、その感情を“言葉”にするだけで、驚くほど気持ちが整理されるんです。
たとえば、
- 「○○さんに言われたあの一言、なんか引っかかってる」
- 「自分ばっかり損してる気がして、イライラした」
- 「最近、なんとなく不安で眠れない」
といった具合に、正解じゃなくてもいいから、ただ素直に書き出すこと。
✅やり方のポイント
- ノート、スマホ、メモアプリ…媒体は何でもOK
- 1日1行でもいい(「今日は仕事のことを考えるのがしんどかった」など)
- “書いて終わり”でOK。読み返さなくても大丈夫
言葉にすることで、「これは自分の中にある感情なんだ」と受け入れることができる。
受け入れることで、感情に飲み込まれなくなります。
見える化=客観視です。
心の中でぐるぐるしていた気持ちを、紙の上に置いてみましょう。
私はA4ノートに3行ほど気持ちを書いています。
習慣②:頭の中を棚卸しする「やることリストの整理」
実は、心が重くなる原因のひとつが、
「やらなきゃいけないこと」が頭の中にたくさん浮かんでいる状態です。
やらなきゃと思っているのに、手をつけられていないこと。
見て見ぬふりをしていること。
そうした“未処理タスク”は、心の中でじわじわとストレスを生んでいきます。
そんなときに効果的なのが、「タスクの見える化」。
✅やることの整理ステップ
- 頭に浮かんでいる「気になっていること」をすべて書き出す(やる・やらない関係なく)
- 書き出したものを3つに分類する
- 今やる
- 後でやる
- やらなくても困らない(orやらない) - 今やることだけ、別のリストにまとめておく
この方法は、GTD(Getting Things Done)という有名なタスク管理術でも取り入れられています。
一度見える化して整理することで、「やることが多すぎてモヤモヤする」状態から脱出できます。
私は手帳やGoogleカレンダーにやることを記載しています。
習慣③:自分の本音とつながる「1人対話の時間」
心のゴミは、「自分の本音が見えなくなったとき」に溜まりやすいものです。
- 本当は疲れているのに、頑張り続けてしまう
- 無理に明るく振る舞って、心がついてこない
- 「こうしなきゃ」という思い込みで自分を縛ってしまう
そんなときこそ大切にしてほしいのが、1人で自分と会話する時間です。
✅おすすめの方法
- カフェでコーヒーを飲みながら、15分だけノートを開く
- こんな質問を自分に投げかけてみる
- 「最近、どんなときに嬉しいと感じた?」
- 「最近、どんなときにイライラした?」
- 「本当はどうしたいと思ってる?」
書いたものに答えがあるとは限りません。
でも、書くこと=心の中を可視化すること。
本音に気づけるだけで、スッと気持ちが軽くなります。
「整える」は、見えるようにすることから始まる
「見えないもの」に心は振り回されがちです。
だからこそ、見えるようにする=「整理する」「手放す」の第一歩になります。
今回紹介した3つの習慣はどれも、特別な道具や知識は不要。
あなたのペースで、今日から始められるものばかりです。
🧹今日から始める「心のゴミ掃除」チェックリスト
- 感情を書き出す時間をとる(1日1行から)
- やることを「見える化」して分類してみる
- 自分に質問してみる/ノートに気持ちを書く時間を取る
この中から、できそうなことをひとつだけでいいから試してみてください。
小さな“見える化”が、心を整える大きな第一歩になります。