- 転職活動の流れ
- 転職活動しているときの心境
お疲れ様です。クラークです。
最近、転職が決まりましたので、その転職活動をつらつらと日記みたいに書いていきたいと思います。
仕事を辞めてから、転職活動を始めると焦って変な会社に入社するかもと思い、在職中で転職活動を開始。
7月上旬に転職活動を始めて、9月上旬に転職先が決まったので、在職中で2ヶ月ほどで転職することができました。
在職中でも2ヶ月で転職できたので、私がやってきた転職のやり方などを紹介していきます。
まあ、特別なことは何もしてないですけど、転職を考えている方は参考にしてみてください。
転職のきっかけ
私が転職活動をするきっかけになったのは、「パワーハラスメント」と「夜勤・泊・シフト勤務を辞めたいと思った」ことでした。
まずはパワーハラスメントについて書きたいと思います。
経緯を話すと、2023年6月に会社から新しい職場への異動が発令をいただきました。
上司から話を聞くと、私の行く新しい職場で1人潰れてしまい、潰れた人が退職したいという話が出たとのこと。
その人の退職を引き留めるために、私と退職希望者と職場を入れ替えることに。
それだけならまだ良かったのですが、よくよく話を聞くと現場にはパワハラするキツい社員がいるという話も。
その社員は仕事は凄くできるとのことですが、威圧的な態度を取ったりして、何人か潰していると噂をされていました。
内心、語彙力は無いですが「うわぁ。。。マジかよ」と思いましたね。
「私がその職場に行って何か変わるのかよ」とも考えました。
その時の上司から言われたのが、「そのパワハラをつぶせ」という謎のミッションもいただきました。「うーん。それは俺の仕事か?」と。人選間違えてるぞ・・・。
まあ、実際に職場に行ってみると、パワハラさんから怒鳴られたりすることは度々ありましたね。
その方は仕事は凄くできるので、反論もできず。。。ポジティブに言えば勉強にはなりました。
まあ、パワハラだけをする訳ではないですけどね。世間話をしたりするなど楽しい面もありましたよ。
次の転職のきっかけとしては、夜勤、泊まり勤務が多かったことでした。
私の異動先は商業施設であり、当然ですが夜勤や泊まり勤務が多かったです。
ビルメンテナンスとしては珍しく、泊まり勤務がある常駐物件は初めてでした。
商業施設は夜間の立ち合いが多く、眠れないこともあり、体調不調になることも。。。
30代のうちなら何とかなるかもしれませんが、40・50代になってやっていけるかと考えたら不安になりました。
ビルメンテナンスって何と思う方は下記の記事を読んでみてください
転職の準備を始める
7月上旬頃、パワハラや泊勤務の不安もあり、転職活動を開始しました。
異動してから1ヶ月ほどで転職活動を開始したので、自身の忍耐力が落ちたなぁ・・・。
ちょうど友人も転職しており友人からのおすすめで、転職サイトは「doda」に会員登録。
どうせなら、伸びる業界へ転職したいなと思ったこともあり、IT業界を受けてみようかと。
データサイエンティストに興味があったので、データサイエンティスト未経験可の求人を探してみました。
未経験可でデータサイエンティストの求人があったため、職務経歴書や自己PRを作成して応募。
結果は。。。書類選考で落ちました。。。
これは1人では無理だと思い、転職エージェントの利用することに。
転職エージェントの利用
dodaに会員登録してから、dodaからの電話をずっと無視してましたが、今度はこちらから電話しました。
コールセンターみたいなところに繋がり、名前や電話する都合がいい日時を聞かれました。
「エージェントから連絡させていただきます」ってことで、いったん電話が終了。
私が希望した時間あたりで、転職エージェントから連絡がきました。
一度、オンラインで面談したいとのことで、別日でオンライン面談を受けることに。
転職する軸を決める
転職エージェントから転職理由や転職の軸など色々と聞かれました。
今思えば、もっと転職の軸を決めておけば良かったと思いましたね。
転職エージェントから聞かれて、その場で考えて回答する場面が多かったです。
正直に転職エージェントには、人間関係が原因やシフト勤務を辞めたい旨、また伸びる業界へ行きたいとも伝えました。
転職エージェントには建前とか考えず、正直に言うことをおすすめです。
転職エージェントとお話して、転職先の軸は下記に3つになりました。
- データサイエンティスト
- 同業他社のビルメンテナンス
- IT業界・不動産業界の営業
転職エージェントの話では、未経験1本で転職活動してしまうと、なかなか決まらず転職活動が長くなってしまうとのこと。
プロの話は聞いておこうと思い、転職の軸をこれで決めました。
転職エージェントからの宿題
軸が決まったところで、転職エージェントから宿題をいただきました。
転職エージェントの宿題は下記になります。
- 職種経歴書の作成(ITとビルメン用)
- 求人の仕分け
- LINEの登録
- dodaへの登録情報の追加
LINE登録とdodaへの登録情報に抜けがあったので、速攻で登録と追記。
転職エージェントから「いつまでに作業完了できますか?」と聞かれたので、適当に1週間と答えてしまいました。もっと余裕を持っておけば。。。
求人の仕分け
求人を送るので、書類選考を受ける会社を選んでほしいとのことで、転職エージェントから求人情報が50件以上送られてきました。。。
最初は求人ひとつひとつ、仕事内容を確認しながら仕分けしてましたが、途中から対して確認せずに仕分けしてしました。
50件でも仕分けするのけっこう疲れるんですよ。
本当は企業のホームページを確認しながら、仕分けしたかったのですが無理です。
1時間ほどかけて、求人の仕分けを完了。
次の日になって、追加で求人が送られてきたときは、気持ち的に大変でした。。。
職務経歴書の作成
データサイエンティスト用とビルメンテナンス用で2つ作成することになりました。
データサイエンティスト用の職務経歴書は、転職エージェントを利用する前に作成していたので、ビルメンテナンス用の職務経歴書を作りました。
職務経歴書で自己PR欄があったのですが、仕事の実績を書けることは本当に大切だなと実感。
自慢できる実績はないですが、書ける自己PRネタはあったので、試行錯誤して書きました。
転職を意識しているなら、仕事でネタ作りをしておいた方が良いかと。
自分はそこまでネタを作ることを意識してなかったので、運が良かった。。。
職務経歴書を完成させて、転職エージェントへ送付しました。
何か訂正があるかなと思ったら、「訂正箇所はありません。よく書けてます。」と転職エージェントから評価いただきました。
「一つぐらい訂正箇所は無いのかな」と思いましたが、よく書けていただんだとポジティブに考えることに。
書類選考の結果
転職エージェントが書類選考を受ける会社へ職務経歴書をひたすら送ってくれます。
これには転職エージェントさんには感謝。自分で送るとなると非常に大変です。
書類を転職エージェントから送って1週間程度でしょうか。書類選考の結果が続々と送られてきました。
データサイエンティストのほうの書類選考結果は散々でした。
30社ほど書類選考を受けましたが、通過したのは2社だけ。
未経験で専門職のハードルはこんなにも高いのか。。。
この時点で、データサイエンティストへの道は少し諦めていました。
「まあ、無理してデータサイエンティストを受ける必要はないな!収入下がるし!」
意思が弱いですが、間違った選択ではなかったと信じたい。。。
一方、ビルメンテナンスのほうは書類選考の通過は上々でありました。
30代前半であり、8年間の職務経験。
資格もそこそこ持っていたので通過しやすかったのかと自己分析してます。
SPI受験と面接日程の調整
7月上旬から転職活動を始めましたが、このステージになったときは、8月上旬ぐらいになってました。
書類選考を通過すると、次の選考は2パターンに別れます。
SPI受験に進むか、面接に進むかです。
SPIの場合と面接の場合で分けて説明していきましょう。
SPI受験
SPIを受けたのは、大学時代の就活以来。
SPIという響きが懐かしすぎます。私が就活していたときは、SPIセンターみたいなところに行って受験しましたが、今回は自分のPCで受験。
久しぶりの受験でありながら、勢いで何も対策をせずにSPI受けてみました。
SPIは言語と非言語があり、理系なら何とかなるだろうとタカを括ってたのでしょう。
全然、解けない。。。スムーズに回答できず、制限時間が来て強制終了。
落ちたかなと思いましたけど、そこの会社は無事に通過しました。
データサイエンティストの勉強で統計学を勉強していたので、何とかなったのかもしれません。非言語分野で確率の問題が出題されたので。
何がつながるかわかりませんね。
面接
SPIではなく、いきなり面接を受けられるところもありました。
企業から候補日が送られてくることもあれば、こちらから候補日をいくつか送る場合もあります。
面接の日程調整は大変でしたね。10社以上を一気に受けることになったので。
何も考えずに書類選考の依頼を送ってしまって後悔し始めてました。
この時はシフト勤務で良かったと感じましたね。
平日に休みを取れるので、1日2社ぐらいにしようと決めて日程調整をしてました。
企業研究と志望理由を考える
面接を受けることになった企業については、企業研究と志望理由を考えることに。
転職エージェントからも、「この会社は〇〇を重視している」「この質問には回答できるようにしたほうが良い」とアドバイスをいただけます。
企業研究や志望理由を考えるなんて、何年振りだろ。
そもそも、大学生の頃でも大して企業研究なんてしたことない・・・。
大学時代の就活では2社しか面接受けてないんだぞ。
就活を早く終わらせたくて、怠けていた学生時代の自分を恨みました。
企業分析と志望理由を分けて、経験談を書きたいと思います。
企業研究
手探り状態で企業研究を開始。
転職エージェントのアドバイスを読んだところ、「企業のホームページをよく読んでください」と書いてありましたので、企業理念や事業内容は調べておきました。
あと、企業の特徴や強みなど。
企業研究をすることで、より説得力のある志望理由が書けると思いました。
この会社じゃないとできないことがあると。
でも現実的に、「ここの会社じゃないとできないこと」は少ない気がします。。。
志望理由
志望理由を考えるのには苦労しました。
転職活動を始めたきっかけが「パワハラ」と「夜勤やだ」です。
そんなこと面接で言ったところで、選考を通過するわけがございません。
企業研究をしたことをネタに、無理でも志望理由をひねり出す必要がありました。
私の転職先はデータセンターの設備管理になりましたが、そこで考えた志望理由としては。。。
私の中で転職するまともな理由としては、伸びる業界に身をおきたいこと。
不動産業界は人口減少や警備・掃除ロボットの導入に伴い、緩やかに市場が縮小していくのではないかと思っております。
そのため、今後伸びる業界であろうIT業界と、私が経験を積んできたビル管理とリンクするのが、データセンターの設備管理と考えて転職活動をしております。的な・・・。
よく言われる「なぜその企業じゃないといけないのか」の回答は、「そんなの知るか」と言いたくなります。
そういうわけにはいかず、転職先は大手の子会社だったので、「営業基盤がしっかりしているからです」と「自己資本率が50%を超えている」ということを言いました。
帝国データバンクに500円ほど払えば、自己資本率がどのくらいあるのかは確認できます。
業界にもよりますが、自己資本率が50%ほどなら経営基盤は安定していると言えるそうです。
予定を入れまくって潰れかける
何も考えずに面接の予定を入れまくりました。
企業研究と志望理由などの面接対策が間に合わず、十分な準備ができないまま面接に臨むことも。。。
また、「なんでこんな求人に応募したんだ?」と思う仕事内容もあり、面接対策をするのも苦痛になってしまい、前日に面接をキャンセルしたり。
相手側の企業に迷惑をかけてしまったこともありました。
ネットで調べると5社ぐらいが面接対策もできて、ちょうどいいみたいです。
1日に面接は2社まで、面接の選考を受けるのは5社までにしておきましょう。
内定をいただく
9月上旬頃に、なんとか内定をいただきました。
転職活動を始めて、約2ヶ月で内定をいただきましたね。
初めて内定をいただいた会社が第一希望だったので、そこに決めました。
内定承諾の返事期限も1週間ほどで、全然待ってくれません。
また入社する時期もあまり待ってはくれず、交渉して12月1日に入社することになりました。
ネットで調べても、入社する日は待っても、3ヶ月ほどみたいですね。
あぁ。。ボーナスが。。。
上司へ退職を伝える
内定をもらって、意気揚々と現場の上司に転職する旨を伝えました。
今の現場は、休職したり仕事を辞めたいと続き、人材が安定しない状態。
転職を伝えたときの上司の反応も、「またか・・・」と言った感じでした。
一度、本社のマネージャーにも引き留めがありましたが、丁重にお断りして別の会社で頑張りたい旨を伝えましたね。
退職するときに引き留めがあると思いますが、引き留めに軽減する方法としては、転職理由が社内にあることを言わないことです。
理由が社内にあるというと、「異動させるよ」と言った提案をされて、転職理由がなくなります。
例えば、「次はこういことがしたいが、この会社ではできない」言って、会社内の問題ではないことを言うことですね。
余談ですが、退職届が必要かなと思って書いたのですが、不要だったようです。
会社によっては、口頭で転職したい旨を伝えれば問題ないところも。
後悔したこと
転職が決まり、後悔したことが2つありました。
私が後悔したことは、「ボーナスがもらえない」「有給を使いきれなかった」ことです。
転職開始する時期はちゃんと考えないといきないですね。
もう少し転職を始めるタイミングを遅れさせれば、ボーナスをもらって退職できたんですけど、そこまで考えが及ばず。。。
ここまで早く転職が終わると思わなかったですね。。。
まあ、ボーナスや有給を使い切れなくても辞めたい理由があれば、問題はないと思いますよ。
まとめ
今回は在職中でも2ヶ月で転職できるやり方を紹介していきました。
2ヶ月で終わらせるなら、転職エージェントを使うことをおすすめします。
職務経歴書を送信していくれるのは、本当に助かりました。
ボーナスをもらったり、有給を使い切りたい人は、ちゃんと計画して転職活動を始めていきましょう。
私は、この職場を出る方法を自分で作らないと精神的に病むと思い、転職活動を始めてました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。