時間的な余裕

やらないことリストの作り方──時間的余裕の第一歩【例も紹介】

お疲れ様です。クラークです。

「忙しい」が口ぐせになっていませんか?

「今日も気づいたら1日が終わってた…」
「なんかいつも時間が足りない気がする」
「やりたいことがあるのに、手が回らない」

そんなふうに感じているなら、今すぐ試してほしいのが「やらないことリスト」です。

え?「やることリスト」じゃなくて?と思うかもしれません。
でも実は、「やらないこと」を明確にする方が、本当に必要なことに集中できるようになるんです。

このリストを作るだけで、時間的な余裕が生まれ、毎日の“疲れ”の質すら変わってきます。

今回はその理由と、リストの作り方、活かし方をわかりやすく紹介していきます。

なぜ「やらないことリスト」が必要なのか?

多くの人は「やること」で頭がいっぱいです。
タスク管理アプリや手帳には予定がびっしり。
それでも「なんか終わらない…」という焦りや疲れを感じてしまう。

その原因は、「本当はやらなくてもいいこと」に無意識に時間を使っているから

やらないことリストは、その“無駄な消耗”を手放すためのツールです。

・やらなくていいことをやめる
・優先順位の低いことを削る
・エネルギーと時間を、本当にやりたいことに向ける

この3つができるだけで、毎日のクオリティが大きく変わります


やらないことリストの作り方【3ステップ】

ステップ①:今の1日をざっくり棚卸しする

まずは、「自分が1日に何をしているか」をざっくり書き出してみましょう。

たとえば、

  • 朝起きてすぐスマホチェック(20分)
  • 通勤中にSNS(30分)
  • 昼休みにYouTube(40分)
  • 帰宅後、ダラダラTV(1時間半)

こんな感じで、1日の流れを15〜30分単位で書いていきます
できれば、数日間分あると精度が上がります。

「そんな時間ないよ」という人は、今から24時間の行動だけでも十分OKです。

ステップ②:「これは要らなかったかも?」を炙り出す

書き出した行動を見て、「これ、本当にやりたかったっけ?」と問い直してみましょう。

以下のような視点でチェックします:

  • 楽しかった?
  • 疲れた?
  • 得るものがあった?
  • 本当は別のことをしたかった?

この工程で出てくるのが、
「やってるけど、あんまり意味なかったな〜」という行動たちです。

たとえば:

  • なんとなく開いたSNS(見ても忘れる)
  • 惰性で見てるYouTube(気づけば1時間)
  • 義務感だけで続けてる習慣(苦しい日記、毎日の英単語アプリ)
  • 誘われたから仕方なく行く飲み会

これらは「今の自分にとって、不要かもしれない時間」です。

ステップ③:「やらない」と決めてリスト化する

炙り出した“やらなくていい行動”を、リストにしてみましょう。

ここで大事なのは、「やめられるかどうか」じゃなくて、
“やらないと決める”ことです。

たとえば:

  • 朝起きてすぐのスマホチェックはやらない
  • 週に1回以上ある飲み会は基本断る
  • YouTubeは見てもいいけど、20分以内にする
  • 会社の無意味な雑談に毎回付き合わない

こうして「やらない」と決めてしまうことで、脳と行動がセットで切り替わります。

リストはスマホのメモでも、紙でも、付箋でもOK。
「目に触れる場所」に貼っておくと効果倍増です。


やらないことリスト例【カテゴリ別】

参考までに、よくある「やらないこと」を5つのカテゴリでご紹介します。

① スマホ・SNS系

  • 通知をすべてオンにしない
  • 朝イチのSNSチェックをやめる
  • 食事中のスマホいじりはしない

② 人間関係

  • 気疲れする人とのLINEは返さない(すぐに)
  • 義理の誘いは断る
  • 無理して空気を読まない

③ 仕事・タスク管理

  • マルチタスクをしない
  • 朝イチのメールチェックをやめる
  • 「急ぎじゃない仕事」に振り回されない

④ 家事・生活

  • 毎日掃除しようとしない
  • 洗濯物を畳むことにこだわらない
  • コンビニでの“ついで買い”をしない

⑤ 思考・マインド

  • 完璧を目指さない
  • 比較しない(SNSで他人の生活を見ない)
  • 「~しなきゃ」と思い込まない

空いた時間、どう使う?

「やらない」と決めて空いた時間は、何かで“埋める”必要はありません。

むしろそのまま、「空白のまま」にしておいてもいいんです。

ただ、せっかくなら:

  • 好きな本を読む
  • 散歩する
  • ボーッとする
  • 趣味の時間を増やす
  • ちょっと昼寝する

…そんなふうに、「自分が喜ぶ時間」に使えると、心の余裕も同時に手に入ります。

まとめ:やらないことを決めた人から、余裕が生まれる

「やらないことリスト」は、時間を生み出す魔法のリストです。

やらなくていいことに気づき、それをやらないと決めて、
そのぶん、自分の本当にやりたいことに時間を使う。

たったこれだけで、

  • 忙しさ
  • 焦り
  • 疲れ

こうしたモヤモヤから、少しずつ抜け出せるようになります。

まずは1つだけ、「これはやらない」と決めてみてください。
それが**“時間的余裕の第一歩”**になります。

ABOUT ME
クラーク
「シンプルに、余裕を持って、楽しく生きる」をテーマに発信しています。 ビルメンテナンス歴10年間の会社員で、資格取得や副業にも取り組みながら、心と時間にゆとりのある暮らしを目指しています。 趣味は散歩、読書、喫茶店巡り、卓球、そして怖い話を聞くこと。 将来は小説家として本を出すことが夢です。