お疲れ様です。クラークです。
便利でお得なイメージのあるクレジットカード。
しかし、使い方によっては思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。
その中でも特に注意が必要なのがリボ払いです。
今回は、リボ払いの恐ろしい実態と、その落とし穴にハマらないための賢い利用方法について詳しく解説していきます。
リボ払いとは? 仕組みとメリット
リボ払いとは、クレジットカードの利用残高を一定期間ごとにまとめて支払い、翌月以降に繰り越す支払い方法です。
毎月の支払額が一定になるため、家計管理がしやすいというメリットがあります。
例えば、10万円の買い物をリボ払いで利用した場合、翌月の請求書には10万円の残高が表示されます。
そして、翌月以降は、所定の支払額(例えば3万円)を毎月返済していくことになります。
リボ払いにもメリットはありますが。。。
- 毎月の支払額が一定なので、家計管理がしやすい
- ボーナスなどのまとまったお金が入ったときに、一気に返済しやすい
- 高額な買い物でも、無理なく購入できる
しかし、リボ払いには大きなデメリットが。。。
リボ払いのデメリットについて
リボ払いには大きなデメリットがあります。
私が紹介するリボ払いのデメリットは下記になります。
高額な利息により、莫大な借金を抱えてしまったり、浪費癖がついてしまうことが大きなデメリットです。
それでは、各項目について解説していきましょう。
高額な利息と返済地獄
リボ払いは便利ですが、使い方を誤ると、思わぬ落とし穴にハマってしまう可能性があります。
その最大の理由は、高額な利息です。
リボ払いの場合、毎月返済しているのは元金ではなく、利息の大部分です。
そのため、支払額が少額だと、なかなか元金が減らず、完済までに長い時間がかかってしまいます。
さらに、リボ払いで新たな買い物をしてしまうと、その分も支払い残高に加算されます。
つまり、使ったお金以上の利息を払い続けているような状態になるのです。
- 10万円の買い物をリボ払いで利用し、実質利率が「18%」で毎月1万円ずつ返済した場合、完済までに約11ヶ月かかり、支払総額は「10万9156円」になります。
- この場合、支払った金額の「9156円」が利息となります。つまり、10万円の買い物に対して、「9156円」もの利息を払っていることになります。
※こちらのシュミレーターを参考にしました。
リボ払いで利率が10%を超えることはざらにあります。余分に支払いをする必要が出てくるので、避けていきたいですね。
支払い感覚が麻痺し、浪費につながる
リボ払いのデメリットとしては、支払い感覚が麻痺して浪費につながることです。
簡単にリボ払いができるので、支払いをした感覚が希薄になります。
どんどんと支払いができてしまうので浪費につながってしまうでしょう。
いつの間にか高額な借金を抱えてしまう
いつの前に高額な借金を抱えてしまうことも、リボ払いの恐ろしさのひとつです。
先ほどのシミュレーターでも算出しておりましたが、リボ払いの利率が18%になることがざらにあります。
利率が高すぎるので、どんどん借金が増えていきます。
気付いたら、借金で首が回らなくなり、経済的な余裕を失うことに。
リボ払いを賢く利用するためのポイント
どうしても、リボ払いをしなくてはいけないことになった場合は、リボ払いの落とし穴を理解した上で、賢く利用するためには以下のポイントを意識しましょう。
しかし、極力リボ払いを使うことは避けた方がよいです。
- 本当に必要なものだけにリボ払いを使う
- 毎月の支払額を増やす
- ボーナスなどでまとまったお金が入ったら、積極的に返済する
- リボ払いの残高を常に把握する
- 可能であれば、リボ払いではなく一括払いで利用する
まとめ
リボ払いは便利な支払い方法ですが、使い方を誤ると、高額な利息を払い続けることになり、返済地獄に陥る可能性があります。
リボ払いを利用する際は、その仕組みとリスクをしっかりと理解し、計画的に利用することが重要です。
また、リボ払いに不安がある場合は、無理に利用する必要はありません。
一括払いなど、他の支払い方法を検討して、賢くクレジットカードを利用することで、豊かな生活を送りましょう。